ピラティス×足底腱膜

ピラティスで足底腱膜の機能を取り戻す

足底腱膜は、名前のとおり、足底についています。足のアーチを「弓のさお」とすれば、足底腱膜は「弓の弦」であると言われています。前足部と後足部を連結し、荷重がかかりアーチが崩れるのを防ぎ、荷重を分散させます。

歩いたり走ったりする際、地面を蹴りだす動作(プッシュオフ)の際には、足底腱膜がより緊張し、アーチを高くします。それによって、前に押し出すために必要な硬い構造を作りだします。

足底腱膜の柔軟性が低下すると、牽引力が増加し、かかと部分に痛み (足底腱膜炎) がでることがあります。

また、歩行時や走行時、足底腱膜に張力がかかる際には、アキレス腱にも張力がかかります。アキレス腱や下腿三頭筋の柔軟性や筋力をつけることで、足底腱膜の牽引力を低下させ、機能を取り戻すことにつながります。

足底腱膜炎の症状がでる方は、偏平足であったり、過度に甲高である場合が多いです。
MP関節で正しく背屈ができ、正しく足関節で底屈できるようにピラティスのリフォーマーを使ったフットワーク等のエクササイズを行うことで、足底腱膜の機能を取り戻すことができるでしょう。

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    ピラティスエクササイズ(リバースプランク)Reverse Plank

    ピラティスエクササイズ~リバースプランク~のやり方

    【注意点】
    ①胸を張り首を長く伸ばしたまま、エクササイズを行う。
    ②お尻を上にあげたら、お尻の位置をなるべく変えない。(下に落ちたり、左右にスライドしたりしないようにする。)
    ③身体を持ち上げたときに、手首の真上に肩がくるようにする。

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      ピラティスエクササイズ(レッグエクステンション)Leg Extension

      ピラティスエクササイズ~レッグエクステンション~のやり方

      【注意点】
      ①背骨が上に引っ張れるイメージを持ち、肩が上がらないように気を付ける。
      ②膝の位置をなるべく変えずに、膝を伸ばしていく。
      ③脚を遠くへ伸ばす意識を持つ。

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        ピラティス×背骨(首の骨)

        ~ピラティスでストレートネックを改善する~

        首の骨は、正常な状態では30~35°反った状態(前弯)です。ストレートネックではこの前弯がなくなり30°以下になった状態のことを指します。

        スマホやパソコンの画面を長時間見ることで、首の骨(頸椎)の”反りが減る、またはなくなり”ます。首の骨の上の方は、前を見るために”過度に反っている状態”になります。

        首の骨は7つあり、上の2つは「環椎(1つ目の骨)」、「軸椎(2つ目の骨)」と呼ばれ、特徴的な形をしています。後頭と環椎の間、環椎と軸椎の間には、椎間板がなく、軸椎の突起部(歯突起)が環椎に貫通しており、その分、可動性があります。(特に捻じる動きは、50%ほどがこの環椎-軸椎関節がになっています。)

        後頭-環椎   屈曲:5° 伸展:10° 回旋:わずか 側屈:5°
        環椎-軸椎    屈曲:5°  伸展:10°  回旋: 35-40°  側屈:わずか
        頸椎2~7番 屈曲:35-40°  伸展:55-60° 回旋: 30-35° 側屈:30-35°
        合計      屈曲:45-50°  伸展:75-80°  回旋: 65-75° 側屈: 35-40°

        長時間、スマホやパソコンを見ていると、首はあまり動かさないため、首の上記のような本来の動きがでなくなってしまいます。そのため、首の筋肉がアンバランスになり、首こりや首の痛みにつながります。

        特に体幹(腰部)を安定させ、胸部と首の骨を連動させて動かすようなエクササイズを行うと、ストレートネックや猫背の改善になり、本来の首の動きが出せるようになっていきます。

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          ピラティスエクササイズ(サイストレッチ)Thigh Stretch

          ピラティスエクササイズ~サイストレッチ~のやり方

          【注意点】
          ①下腹の力が抜けないようにして、腰を反りすぎないように気を付ける。
          ②膝、骨盤、肩、頭の位置が一直線のまま動く。
          ③後ろに倒れたときは、目線はナナメ前を向くようにする。

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            ピラティスエクササイズ(ニーリングサイドキックス)Kneeling Side Kicks

            ピラティスエクササイズ~ニーリングサイドキックス~のやり方

            【注意点】
            ①下の腿が床と垂直を常にキープする。
            ②左右の脇腹が縮まないように気を付けながら、ポーズをとる。
            ③膝を曲げるときは、膝の位置が変わらないようにする。

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              ピラティスエクササイズ(レッグリフト)Leg Lift

              ピラティスエクササイズ~レッグリフト~のやり方

              【注意点】
              ①骨盤の位置はなるべく変えないようにする。
              ②脇の下に手のひら一枚分のスペースを常に空けておく。(お腹の力が抜けないようにする。)
              ③上の脚を上げるときは、上の脚のお尻を使う。下の脚を持ち上げるときは、下の脚の内ももを使う。

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                ピラティスエクササイズ(クラム)Clamshell

                ピラティスエクササイズ~クラム~のやり方

                【注意点】
                ①かかと同士を合わせたまま、上の脚を開きます。
                ②骨盤の位置は変えずに、股関節から動かし、お尻の筋肉を使います。
                ③かかと同士を少し押し合って、内もも・下腹にも少し力を入れます。

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                  ピラティス×肋骨

                  ~ピラティスで胸郭(肋骨・胸椎・胸骨)の柔軟性を改善する~

                  ピラティスレッスンをしている際には、肋骨の話をよくお伝えしています。
                  胸郭と言われる部分は、「肋骨・胸骨・胸椎」全ての部分を指します。肋骨12本あり、前では胸骨についており、後ろでは胸椎についています。

                  そもそも肋骨とは、どこにあるのかわかりますでしょうか?
                  肋骨は「あばら骨」とも呼ばれますね。よくピラティスレッスンを受けてくださった方に”肋骨はどこにあるかわかりますか”と聞くと、胸の下にある部分の骨を触る方が多いですが、肋骨は「鎖骨のところから胸の下まで」の全ての部分を指します。

                  肋骨の中には肺があります。肋骨の下の部分には、ドーム型になって横隔膜があります。
                  息を吸う際に、横隔膜が下がり、肋骨が広がり、肺が広がる仕組みになっています。

                  呼吸時、肋骨は前後左右に広がります。肋骨の上部は、縦に広がり(ポンプハンドルムーブメント)、肋骨の下部は横に広がります(バケツハンドルムーブメント)。

                  ピラティスの呼吸法は、上記のような肋骨の本来の動きを引き出す呼吸法です。
                  ピラティスを行って、(胸郭の回旋ができる) シーティッドツイストをしたり、(胸郭側屈ができる)マーメイドなどをすると、肋間筋の柔軟性を高めることができます。胸郭の柔軟性を高めることで、呼吸が深くなります。また、猫背の姿勢だと肋骨が固まってしまっているので、胸郭の柔軟性向上は猫背の改善にもつながります。

                  ピラティスエクササイズ(マーメイド)Mermaid

                  ピラティスエクササイズ~マーメイド~のやり方

                  【注意点】
                  ①頭が常に引っ張られて、背骨が伸びるイメージを持つ。
                  ②常に、両方の脇腹をなるべく縮めないようにする。
                  ③骨盤の上に上体が乗るようにし、肋骨が前に飛び出ないようにする。

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