ピラティス×背骨(首の骨)

~ピラティスでストレートネックを改善する~

首の骨は、正常な状態では30~35°反った状態(前弯)です。ストレートネックではこの前弯がなくなり30°以下になった状態のことを指します。

スマホやパソコンの画面を長時間見ることで、首の骨(頸椎)の”反りが減る、またはなくなり”ます。首の骨の上の方は、前を見るために”過度に反っている状態”になります。

首の骨は7つあり、上の2つは「環椎(1つ目の骨)」、「軸椎(2つ目の骨)」と呼ばれ、特徴的な形をしています。後頭と環椎の間、環椎と軸椎の間には、椎間板がなく、軸椎の突起部(歯突起)が環椎に貫通しており、その分、可動性があります。(特に捻じる動きは、50%ほどがこの環椎-軸椎関節がになっています。)

後頭-環椎   屈曲:5° 伸展:10° 回旋:わずか 側屈:5°
環椎-軸椎    屈曲:5°  伸展:10°  回旋: 35-40°  側屈:わずか
頸椎2~7番 屈曲:35-40°  伸展:55-60° 回旋: 30-35° 側屈:30-35°
合計      屈曲:45-50°  伸展:75-80°  回旋: 65-75° 側屈: 35-40°

長時間、スマホやパソコンを見ていると、首はあまり動かさないため、首の上記のような本来の動きがでなくなってしまいます。そのため、首の筋肉がアンバランスになり、首こりや首の痛みにつながります。

特に体幹(腰部)を安定させ、胸部と首の骨を連動させて動かすようなエクササイズを行うと、ストレートネックや猫背の改善になり、本来の首の動きが出せるようになっていきます。

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