ピラティス×股関節

~ピラティスで股関節の動きを良くする~

股関節は、骨盤にある窪み( 寛骨臼 )に、脚の骨(大腿骨)がはまっています。
股関節の場合は、大腿骨頭の5分の4は寛骨臼に覆われていることからも、前回お伝えした肩関節より、安定性のある関節であることがわかると思います。
体幹の重さを支える為に安定性がありながらも、二足歩行の人間にとっては特に股関節での可動性はとても重要です。

現代人は、座っていることが長いため、股関節の前側の筋肉が短くなりやすいと言われています。逆に、股関節の後ろ側にある筋肉は長くなりやすいです。よって、長いこと座っていると、後ろ側にある筋肉である殿筋(お尻の筋肉)が使われていない状態です。
さらに、股関節の前側の筋肉が短くなると、立位時や歩行時などでもお尻の筋肉が使われ辛くなってしまいます。

前側の筋肉が短くなり、お尻の筋肉が使えなくなると、歩幅が狭くなったり、安定できずお尻を左右にプリプリ振って歩きます。お尻の筋肉が使えなくなると、お尻がたるみ始めるだけでなく、股関節が動かなくなると股関節を補うために、腰が動きすぎになって腰痛の原因になったりもします。

もちろん、アウターマッスルの長さを整えることも大切ですが、股関節にはインナーマッスル(外旋六筋)があり、インナーマッスルによって股関節の正しい位置へ安定させる(求心)ことも大切です。正しい位置にあることで、より股関節に必要な安定性や可動性を得ることができます。

ピラティスでは、股関節周辺の筋肉のバランスを整えるエクササイズがたくさんあります。左右差がある方がほとんどですが、それも改善していくことができます。

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