~ピラティスで体幹を安定させ、天然のコルセットを~
ピラティスでは、体幹を鍛えられるんですよね?とよく質問されます!ピラティスは、正しい動きを学習するもので、全身どの部分も使っていきますよ!とはいっても、その上で、体幹部分の安定性はとても重要です。
体幹のコルセットとして、「深層にある腹部の筋肉」「胸腰部の背面にある胸腰筋膜」の2つによる安定性が重要です。
お腹には「腹腔」という空洞があるのですが、この深層にある腹部の筋肉がこの空洞の圧(腹圧)を増加させて安定させます。「深層にある腹部の筋肉」 は呼吸にも深く関与しています。 呼吸に大きく関わる「横隔膜」が腹腔の天井部分、 「多裂筋」が大黒柱。 「腹横筋」が壁部分。「骨盤底筋」が床の部分です。
「胸腰部の背面にある胸腰筋膜」には、深い部分と浅い部分があります。深い部分の筋膜は薄いため、浅い部分での安定性がとても重要な要素になります。広背筋・下後鋸筋のような背中の筋肉から、大殿筋のようなお尻の筋肉にかけて、ナナメにたすき掛けのようになり、バッテンの形で胸腰部を安定させています。
腹筋と聞くと、腹直筋といって、一番表面になる部分(多くの方が憧れるシックスパック)をイメージする方が多いかもしれません。ただ、この表面にある部分は主に上体を丸める為に使われる筋肉ですので、ここばかりを鍛えると姿勢が悪くなったり、バランスが悪くなり、背骨の安定性も損なわれる可能性もあります。
上記に述べた 「深層にある腹部の筋肉」「胸腰部の背面にある胸腰筋膜」 のような背骨を安定させる筋・筋膜での安定性も得られるのがピラティスです。
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