ピラティス×肩関節

~ピラティスで肩関節の安定性をよくする~

肩の「インナーマッスル」「アウターマッスル」という言葉を、聞いたことある方もいるかもしれません。

一般的に、肩関節と言われる部分は肩甲上腕関節(上腕骨頭と関節窩でできている関節)のことを指します。上腕骨の一番上の部分が、肩甲骨にあるくぼみにはまっている状態です。

実は、一般的に、この上腕骨は、肩甲骨のくぼみに3分の1~4分の1しか接触していないと言われています。その分、肩は、どの関節よりも良く動かすことのできる関節なんですね。ぐるぐると回せることができますよね。

その為、構造上の問題で、肩関節は良く動く分、安定性に欠けている関節であると言えます。

腕を上に挙げるときは、上腕骨は、インナーマッスルがあることにより「転がり運動」「滑り運動」という2つの動きを行います。
ちょっと難しいかもしれませんが、先ほど申し上げましたように、上腕骨は3分の1~4分の1 だけしかくぼみにはまっていません。
インナーマッスルがあることによって、上腕骨が外れないようになっているんですね。

腕を上にあげるときは、もちろん上方向に上腕骨が引っ張られるので、上腕骨頭がクルッと回りつつ、下に下げるような力を発揮するのが、インナーマッスルなのです。
※アウターマッスル(三角筋)、転がり運動(棘上筋)、滑り運動(肩甲下筋、棘下筋、小円筋)

つまり、肩のアウターマッスルを鍛え、見た目はしっかりしているようでも、肩の安定性はあまりないという可能性があります。

ピラティスのエクササイズでは、インナーマッスルとアウターマッスルの両方を使わないと動作が行えないものが沢山。動きのバリエーションも多く、より沢山のマッスルを使用していきます!

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